県南地方の空の玄関口

 三沢市は、古くから航空機との縁が強い地域です。太平洋無着陸横断は、三沢市の淋代(さびしろ)海岸からの出発でした。
 また、広大な平野の為、戦前は海軍の航空部隊が駐屯していました。現在、その場所は米軍と自衛隊の共用基地(航空自衛隊三沢基地)となっています。
 全国的にも珍しいのは、自衛隊と米軍と民間の三者が利用する点で、民間航空機が着陸する滑走路にF15やF16、T4と言った戦闘機が常にある事です。
 航空自衛隊三沢基地の航空祭では、ショーの合間に民間機が着陸及び離陸するのでタイミングを合わせて搭乗すれば、滅多に見れない光景に出くわす事ができます。(写真は、航空祭の時に離陸する為に滑走路を移動中の民間機)
※2009年は、サンダーバーズとブルーインパルスの競演でしたので新たに「2009年三沢基地航空祭 」のページを作りました。

 ブログページ:
   2009年 三沢基地航空祭(1)
   2009年 三沢基地航空祭(2)
   2009年 三沢基地航空祭(3)
   2009年 三沢基地航空祭(4)

青森県立航空科学博物館

 入場料500円ですが、何度でも入場が可能なのが嬉しいところです。当日、買った入場券は1日中有効なので博物館内を見た後に、外の芝生で寛いでも再び入場する事が出来ます。

 外には、常設展示の戦闘機などがあり、一部は機内への搭乗も可能です。
 館内でも航空機が展示されており、実物のYS-11の機内に入る事も可能です。
 また、フライトシミュレーター等もあり大人も子供も楽しめます。2階は、科学に関する展示があります。
 展望デッキもありますが、さすがに米軍基地がある関係上、基地内方向の窓は見えません。おまけに監視カメラで監視しており、基地方向に向かって不穏な動きがないかを逐次監視しされています。

小川原湖

 三沢市、東北町、六ヶ所村に接する湖。近くには、ラムサール条約に登録された仏沼があります。但し、仏沼と「沼」の字が使われますが、干拓により埋め立てられ存在しません。減反政策の為に干拓した場所が利用されなくなった為に貴重な鳥類の生息地となりました。

 左の写真は、夕日が沈む小川原湖で中央はキャンプ場付近の小川原湖畔。
 三沢市側の小川原湖近くには、温泉施設と寺山修二記念館があります。
 右の写真は、仏沼です。
 この写真を撮った頃は、まだ駐車場もなく道路に停車して撮影。
 この為、仏沼へ車で直接、乗り入れる事が多く環境破壊が心配されたのですが現在は駐車場が完成し、そこから1km程歩けば仏沼つきます。

通信を傍受中

 通称「象の檻」。米軍の諜報組織の管轄だとか。その為に警備が厳重でライフルと犬を連れた米兵を見る事もあります。
 檻のように見える部分が全てアンテナです。一説には、電波の傍受のほか電話やネット、電子メールも傍受していると言われます。
 もう少し、近くまで行く事が可能ですけど車を駐車するスペースは無いです。近くには米軍のプライベートビーチもあります。

場所の確認(地図)  マウスで移動、拡大・縮小ができます。