奥入瀬渓流は、十和田湖から唯一流れでる川で四季を通じて多くの風景が楽しめます。
渓流の流れを楽しむには、下流から上流に流れとは逆に見ていくのが良く、流れと同じに下って来ると迫力が全く楽しめません。
奥入瀬渓流を楽しむなら、十和田市側から渓流を上流に向かう事をお勧めします。
十和田湖の水深は約327m。東京タワーが6mだけ顔を出す深さです。十和田湖の中心付近に実は、小さな島があります。運が良ければ見る事が出来ます。下の写真の左中央に写ってますが見えないので拡大した写真が右側
これを見るために訪れる方も多いのではないでしょうか。左の写真は、中国や韓国からの団体観光客多く、どうしても人が写っちゃう中で撮れた上出来の写真です。(反射で人が写っているけどもね。)
右の写真は、「十和田湖冬物語」でライトアップされた時の写真。普段は、ライトアップされてませんので真っ暗ですが、この時期だけはライトで照らし出されます。
「乙女の像」は、囲いもなく近くに寄って触る事もできます。
十和田神社
十和田神社は、「乙女の像」から真っ直ぐに山に向かって歩くと着きます。
鳥居から上がる坂を男坂、裏側からなだらかに降りてくる坂道を女坂と言います。
現在の男坂は、登りやすくなってますが昔は、登るのに大変でした。(坂と言うより岩場でした)
ここは、龍神だったと記憶してます。運が良ければ、白い蛇(龍神を祭っているので、この場合は神様の化身となりますね。)に出くわすかもしれません。
占場
十和田神社を女坂から下りる途中に占場に行く道があります。
途中までは整備されているんですけども、いきなり状況が一変します。それが右の写真。
「何処に道があるの?」と思うような状況で、張り巡らされたロープがルートを示しています。
かなり足場が悪いのでヒールでは登れません。このような足場の悪いところですから、前日が大雨だったりすると通行禁止となります。ぬかるんでいたら、素直に諦めましょう。
天気の良い日に登りきると右のような中湖を眺める事が出来ます。この中湖が十和田湖で一番水深(約327m)がある場所になります。
右の写真を撮った日は非常に天気が良く、綺麗な風景を見る事ができました。最近は、この場所を覚えている人が増えて訪れる人が多くなってきてますが以前は、登ると自分独りって状態で、「ここで怪我したら見つけてもらえそうも無いな」と思うほどでした。
右側の写真のハシゴを下に降ります。左の写真はハシゴを降りて撮った写真。
ハシゴは、まだ続きます。右の写真は最後のハシゴ。これが一番長くて急です。
この下に降りれば占場に着きます。とにかくデジカメとか手に持って、この梯子を降りるような事は出来ません。何しろ落としたら回収不可能ですから…。